Arm SystemReady LS
Arm SystemReady LSは、Arm SystemReadyプログラムにおけるシステム認証のバンドです。
SystemReady LSは、Linuxカーネルを通常のファームウェアコンポーネントとして使用する代替ファームウェアスタック、LinuxBoot向けのフレームワークを提供しています。SystemReady LSは、高度にカスタマイズ可能なファームウェアを提供するArmベースのサーバーを実現しながら、「適切に動作」するソフトウェアエクスペリエンスを提供します。
SystemReady LSは、サーバーArm SoCをベースとしたシステム上の多くのハイパースケーラーのニーズを満たすように調整されています。これにより、標準ファームウェアインターフェイスの展開と保守を保証します。ハイパースケーラーのLinux環境を対象としています。
SystemReady LSに準拠したシステムは、以下に準拠している必要があります。
SystemReady LS認証およびテスト要件は、Arm SystemReady要件仕様書(SRS)において指定されています。
SystemReady LS認証システム
このリストは、OSがこのデバイスで正式にサポートされていることを示すものではないことにご注意ください。正式なサポートについては、デバイスとOSのベンダーにお問い合わせください。
パートナーの声
「Armは、新たなArm SoCプラットフォームに対する顧客の信頼を確立するための業界標準として、Arm SystemReady LS認証プログラムを提供しています。Ampere Computingでは、昨年Ampere Mt.JadeプラットフォームがSystemReadyとして認証を取得した初のAmpereサーバーとなり、大変嬉しく思っています。System Ready LS v0.9認証を最初に取得することで、この勢いを継続していきたいと考えています。」 - Ampere Computing社ソフトウェアエンジニアリング担当シニアVP、Mauri Whalen氏 |
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「Googleは2017年にLinuxBootプロジェクトを開始し、これらのアイデアを実用化するためにコードをオープンソースとして利用可能にするなど、このプロジェクトがオープンであることを強力にサポートしてきました。ArmとAmpereがMt.JadeシステムでのSystemReady LS認証取得に取り組んだことを嬉しく思うとともに、LinuxBootが今後も業界で幅広くサポートされることを期待しています。」 - Google社ソフトウェアエンジニア、Ron Minnich氏 |