デザインチェックリストの紹介 

 

 

Armデザインチェックリストにより、技術者は設計の重要な要素を迅速かつ簡単に検証し、設計の成功にさらに自信を持つことができます。チェックリストはエラー防止のほか、システムが目的に適合しており、Armの推奨設計ガイドラインに沿っていることを確約すめに役立ちます。

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Arm IP製品のリストとデザインチェックリスト

 

Product Family Product Name

Cortex-A

Cortex-A32, Cortex-A35, Cortex-A53, Cortex-A55, Cortex-A72, Cortex-A73

Cortex-R

Cortex-R5, Cortex-R8, Cortex-R52, Cortex-R52+, Cortex-R82

Cortex-M

Cortex-M0, Cortex-M0+, Cortex-M3, Cortex-M4, Cortex-M7,
Cortex-M23, Cortex-M33, Cortex-M52, Cortex-M55, Cortex-M85

System IP & Interconnect

CoreLink NIC-400, CoreLink CI-700, CoreLink GIC-600, CoreLink GIC-700, CoreLink MMU-600,
CoreLink MMU-700, CoreSight SoC-600, Neoverse CMN-700

Arm IP Explorerでチェックリストをダウンロード

Armのデザインレビューを選ぶ理由

お客様のArmデザインの最適化およびArmのエキスパートによるエンドツーエンドのプロジェクトアシストによるリスク低減

Armデザインレビューは、Armが提供する最高レベルのエキスパートによるレビューサービスです。業界での経験が豊富なArmエンジニアによるアドバイスを活用して、ご使用のArmベースのSoC (System-on-Chip)設計を最適化します。ArmデザインレビューによりArmテクノロジーの専門知識を強化し、品質を犠牲にすることなく効果的な設計で短期間で製品を発売することができます。

メリット

Armのエンジニアとお客様のチームとの間でコミュニケーションや知識の伝達における効率性を高めることにより、デザインレビューで次のような利点を得ることができます。

  • 設計品質の向上
  • 設計サイクルの短縮および早期市場投入
  • プロジェクトのリスク低減

デザインレビューは、典型的なSoC設計フローにおけるプロジェクトのホットスポットに対応するよう設計されています。

デザインレビューのタイプ:

  • システムアーキテクチャデザインレビュー
    オンサイトまたはオンラインで提案されたシステムのレビューを行うサービスです。システムのトポロジー、ボトルネック、パワーマネジメントに関して考慮すべき事項をチェックし、全般的なベストプラクティスについてアドバイスを提供します。
  • RTLデザインレビュー
    オンサイトまたはオンラインで、RTLレベルでArm IPのSoC設計を検証するサービスです。信号の接続性、システムコヒーレンシ、適切な実装、システム性能などインスタンスを対象としています。 
  • CMNトポロジーフィジカルデザインレビュー
    Armは、数多くのメッシュリファレンスデザインの実装、およびCMNベースのSoC設計でパートナーを支援した豊富な経験を擁しています。このCMNトポロジーレビューでは、この経験を活かしてお客様のCMN設計実装のために最適なトレードオフについてお客様をガイドします。このリモートサービスは、2回のセッションで構成されており、まずプロジェクト計画段階でトレードオフとArmの推奨事項について話し合い、その後プロジェクトの中盤から最終段階にかけて結果を確認し、ガイダンスを提供します。  
  • 物理的実装デザインレビュー
    Armのエキスパートにより実装フローに関するベストプラクティス・レビューおよび中間結果が提供され、その後、テープアウト段階に進む直前にログのオンサイトまたはオンラインでのレビューが実施されます。
  • Trusted Firmware-Aデザインレビュー
    オンサイトまたはオンラインで、プラットフォームソフトウェア統合コードで支援、実装オプションに関するフィードバックおよびアドバイスを提供するサービスです。トレーニングおよびレビューのプログラムを通して行われます。
  • パワーマネジメントファームウェアデザインレビュー
    このデザインレビューは、ソフトウェアの観点からモバイルプラットフォームパワーマネジメントフレームワークを対象としたインタラクティブ・トレーニングで構成されます。トレーニングではローレベルのSystem Control and Management Interface (SCMI) / Power State Coordination Interface (PSCI)および System Control Processor (SCP)実装について説明、Armモバイルシステム設計ガイダンスについて紹介しています。トレーニングに続き、お客様のプロジェクトの包括的なレビューを実施、具体的な要件や修正に対するレビューの他、Cortex-MベースのSCPプラットフォームパワーマネジメントソリューションに関するアドバイスも行っています。
  • 電力と熱のLinuxフレームワークのデザインレビュー
    このデザインレビューはEnergy Aware Scheduling (EAS)およびIntelligent Power Allocation (IPA)を対象としています。Armのエキスパートがプラットフォームの熱制約がある中、電力と性能をチューニングするベストプラクティスについて支援します。トレーニングおよびレビューのプログラムを通して行われます。
  • ISPチューニングデザインレビュー
    Armのエキスパートがお客様のカメラ画質を評価し、ArmのISPリファレンスプラットフォームのパフォーマンスと比較して、アドバイスを提供します。レビュー対象の例としては、センサードライバーの移植、3A、輝度とコントラスト、色の再現性、ノイズ、ディテール、モーションアーチファクトなどが含まれます。
お問い合わせ

Armの物理的実装に関するコンサルティング

リファレンスフローと物理的な設計に関するコンサルティングサービスの組み合わせは、ArmベースのSoCの物理的実装の最適化を目的とし、Armのエキスパートのシリコン設計に関する豊富な知識と、お客様の実装における社内知識とを融合させます。バックエンド設計サイクルを短縮し、競争力の高い設計の実装で短期間の製品化を実現します。

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デザインチェックリストにとデザインレビューある質問

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