Arm SystemReadyパートナー
Arm SystemReadyは、Armベースのハードウェアでオペレーティングシステム(OS)の相互運用性を確約するコンプライアンスプログラムです。開発者は一度ソフトウェアを構築すれば、準拠したあらゆるArmベースのチップに展開することができます。
Arm SystemReadyは、既存のソフトウェアを複数世代のハードウェア間で移行させることを可能にし、ハードウェアプロバイダーがより広範な市場にリーチを拡大できるよう支援することで、Armを基盤とするエコシステム全体にメリットをもたらします。
次のような企業がデバイスにArm SystemReady規格を実装しています。
パートナーの声
「当社は、ArmベースのホワイトボックスuCPEを提供するODMの第1弾を市場に投入できたことを記念して、Arm SystemReadyプログラムを通じてエコシステムを統合するためにArmと緊密に協力し合えたことを誇りに思います。これによって当社のお客様は、当社の一連のuCPEソリューションに加えて、幅広いソフトウェアと応用分野を活用できるようになります。」 - CyberTAN社プレジデント、Roger Wu氏 |
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「日立グループのGlobalLogicは、Project CassiniとSystemReadyプログラムにおいてArmと提携できることを誇りに思っています。エッジでのシームレスなカスタマーエクスペリエンスを実現するためには、エッジインフラストラクチャの展開を標準化かつ簡素化し、拡張性を実現することが重要です。当社ではクラウドネイティブなソリューションの提供に関して、常にシンプルで、拡張性があり、セキュアであることを基本方針としています。ArmのProject Cassiniも、標準化、セキュリティ、エコシステムの実現という3本の柱から成る戦略で、エッジ展開に関して同じ側面に重点を置いています。GlobalLogicは、自社の認証ラボとクラウドネイティブなソリューション提供能力を活用して、Armのお客様、パートナー、開発者、そして幅広いエッジエコシステムに、すぐに使えるSystemReadyエクスペリエンスを提供できることを嬉しく思います。」 - GlobalLogic社NEP事業部SVP/GM、Ramki Krishna氏 |
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「Googleは、Arm SystemReadyのサーバー規格準拠の取り組みをサポートできることを嬉しく思っています。これは、一貫してスムーズなカスタマーエクスペリエンスを確約するための重要な部分であると考えています。基本的に、SystemReadyは、顧客が現在使用しているArmインスタンスが既存のソフトウェア投資と互換性があり、今後も互換性が保たれるという保証を顧客に提供するものであると同時に、オンプレミスとクラウドが混在した環境にポータビリティを提供することで、顧客の選択肢を増やしています。また、Armと協力して次世代のSystemReady規格を定義することを支援し、お客様により多くの機能を提供できることを誇りに思います。」 - Google社コンピューターアーキテクト、Jon Masters氏 |
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「Armとの戦略的コラボレーションは、Marvellが5Gインフラストラクチャ、クラウドデータセンター、エンタープライズ市場において、OCTEON 10プロセッサーファミリーなどの業界をリードするDPUの導入を促進し、加速させるために役立ってきました。Arm SystemReadyのような規格は、コアからエッジまでのソフトウェアの再利用とプラットフォームの拡張性を促進しながら、OSとハイパーバイザのハードウェア挙動に一貫性を実現します。」 - Marvell社ソフトウェアおよびサポート担当VP、Cary Ussery氏 |
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「エッジコンピューティングが、進化するエンドユーザーの要求を満たすために次のエンタープライズ・アプリケーションの波を推進する中で、私たちは、オープンソース・コミュニティがこの技術革新を加速させるものと考えています。このようなテクノロジーを実用化するためには、業界承認の共通規格と強力なセキュリティを組み合わせて、シリコンからこれらの発展の基盤を形成しなければなりません。エンタープライズ・コンピューティングをエッジで実現するために、Armとそのエコシステムと引き続き連携してこれらの規格を改善できることを嬉しく思います。」 - Red Hat社IoT担当主任アーキテクト、Peter Robinson氏 |
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「SolidRunは、ArmのSystemReady規格を当社の現在そして将来のソリューションに導入できることを非常に嬉しく思っております。ハードウェアとファームウェアをこのプログラムで標準化することの素晴らしい点は、お客様が特定のLinuxディストリビューションや組み込みOSに縛られずに済むことです。お客様は最も互換性が高いディストリビューションを採用できるので、習得に要する手間が減り、当社のハードウェアに基づく製品をより短期間に低価格で市場に投入することができます。この規格に加えて、現在作成中のセキュリティ・インフラストラクチャと組み合わせることで、セキュアで安定したアップグレード可能なエッジ製品およびIoT製品の実装が加速されます。」 - SolidRun社チーフ・システムズ・アーキテクト、Jon Nettleton氏 |
かつてArm SystemReadyは認証プログラムでした。認証とコンプライアンス規格は同じものです。以前のSystemReadyバンドに対する過去の認証は、このリンクから見ることができます。