Armで築かれる未来:市場の多様化により、ロイヤルティおよびライセンスは力強い成長が持続し、エコシステムとして節目となる累計チップ出荷数2,500億個を達成
英Arm(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:神奈川県横浜市、以下Arm)はこのたび、2022会計年度第3四半期の業績を公開しました。主なハイライトは以下の通りです。
- 総売上高は7億4600万米ドル、前年同期比28%増
- ArmパートナーによるArmベースチップの出荷数は過去最高となる80億個を記録、累計出荷個数は1兆の4分の1(2,500億)に到達
- 調整後EBITDAは4億5000万米ドル、調整後EBITDAマージンは50%超
- ライセンス収入は3億米ドル(前年同期比65%増)。主要顧客4社(自動車メーカー、クラウドサービスプロバイダー、大手マイクロコントローラーメーカー、家電向け半導体ベンダー)との新規の戦略的長期契約が寄与
- ロイヤルティ収入は4億4600億米ドル(前年同期比12%増)。Armベースのサーバー技術や車載向けArmベースチップなどへの強い需要に加え、プレミアムスマートフォンやクラウドサーバー用途におけるArmv9プロセッサー技術への支持がけん引
- オートモーティブ、クライアント(コンシューマー機器)、インフラストラクチャ、IoTのすべてのターゲット市場において力強い増収を達成。各分野で2桁もしくは3桁パーセントの増収を記録
「ArmのCEOとしての1年目が終わろうとしている今、コンピューティングの未来を形作る上での、私たちのチーム、パートナー、そしてエコシステムの素晴らしい貢献に対して深く感謝しています。すでに4分の1兆個のArmベースチップが世界の変革に寄与していますが、私たちはさらに大きなインパクトを与え、再び世界を変えるための態勢を整えています。世界のデータセンター、IoTシステム、自動車、次世代コンシューマー機器では、ますます電力効率の高いコンピューティング能力が必要とされており、Armテクノロジーとイノベーションに対する長期的な需要が高まっています。この好調な業績は、Armで未来を築くための、社内のあらゆるチームによるハードワークと継続的な努力の証といえます」
- Arm 最高経営責任者(CEO) レネ・ハース(Rene Haas)
Armについて
Armは、業界最高の性能と電力効率に優れたコンピューティング・プラットフォームであり、コネクテッドな世界における人口の100%に貢献する比類のないスケールを備えています。Armは、演算に対する飽くなき需要に応えるため、世界をリードするテクノロジー企業に先進的なソリューションを提供し、各社がAIによるかつてない体験や能力を解き放つことができるよう支援しています。世界最大のコンピューティング・エコシステムと2,000万人のソフトウェア開発者とともに、私たちはArm上で築くAIの未来を形作っていきます。
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