自動車産業向けCPU基盤
Arm Neoverse V3AE CPUは、オートモーティブアプリケーション、セントラルコンピューティング、機械学習(ML)のワークロードに最高の性能を提供するために構築されています。Neoverse V3AEは、Neoverse V2と比較して二桁の性能向上を実現しています。これは、Arm Confidential Computing Architectureをサポートする初のNeoverse CPUです。
特長とメリット
Neoverse V3AEは、主要なオートモーティブワークロード、機械学習などにArmが提供する最速のCPUです。
Neoverse V3AEおよびCMN S3AEは、大容量かつ高速なメモリサブシステム、高速なダイ間リンク、さらにはArm最速のNeoverse CPUを搭載した製品を実現し、自動車の自律走行、ADAS、コックピットアプリケーションに最適なプラットフォームとなります。
Arm Neoverse V3AEは、未来の世代のソフトウェア定義型自動車における自動運転車や先進運転支援システム(ADAS)の複雑なワークロードのニーズに対応するため、極めて高い性能を提供するように設計されています。
製品仕様
Arm Neoverse V3AEは、複雑な自動運転システムおよびADAS車両システムの開発に最適なプラットフォームです。
主要なドキュメント
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Arm Neoverse V3AEがどのようにして、お客様の複雑なオートモーティブソリューションに高性能コンピューティングと安全機能をもたらすことができるのかをご説明します。
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Arm Automotive RD-1 AE
Arm Automotive RD-1 AEは、Cortex-R82AEベースのSafety Islandsを搭載したArm Neoverse V3AEプラットフォームのArmリファレンスデザインであり、AV、ADAS、IVIなどのオートモーティブにおけるセントラルコンピューティングのワークロードをターゲットとしています。
CMN S3AE
インテリジェントなコネクテッドシステム向けに設計されたコヒーレントメッシュネットワークで、Armv9.2、Armv9、Armv8-Aプロセッサー、マルチチップ構成、CXL対応デバイス向けに最適化されています。また、チップレットとArm Confidential Computeのための基盤を形成します。
成功の基盤
Arm アーキテクチャ
Armアーキテクチャは、特定の命令が実行された際のハードウェアの動作を指示する一連の規則を規定します。ハードウェアとソフトウェア間のこの契約は、それらがどのように相互作用するかを定義します。これが移植性と互換性の基本となり、ひいては、Armのエコシステムの基盤になっています。
Arm Confidential Computing Architecture
Arm Confidential Computing Architectureは、メモリーが暗号化されたVMを可能にし、ホストプラットフォームからデータをプライベートかつセキュアに維持します。
Neoverse V3AEの関連情報
ブログ:
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