スマートデバイスでトップクラスの画質を実現する完全なISPソリューション
ヒューマンビジョンとコンピュータービジョンに最高の画像を提供します。イメージシグナルプロセッサー(ISP)は面積が最適化され、ヒューマンビジョンとコンピュータービジョン両方のユースケースで卓越した画質を生成します。
特長とメリット
4重露光のハイダイナミックレンジ(HDR)合成機能をサポートしているため、厳しい屋外環境において高いダイナミックレンジを処理できます。
非常に優れた画質を実現し、面積に合わせて最適化されています。業界をリードするArm® Iridix™テクノロジーを採用しており、これまでに20億台を超えるデバイスに組み込まれています。
ソフトウェアドライバー、3Aライブラリ(自動露出、自動ホワイトバランス、オートフォーカス)、較正、調整用のツールが追加されている、包括的なソリューションをご用意しています。
イノベーションとアイデアが実現する場所
セキュリティカメラとIPカメラ
画質、解像度、コスト削減、コンピュータービジョンの進歩に対する需要がますます高まっているセキュリティカメラとインターネットプロトコル(IP)カメラ向けに設計されています。
スマートビジョン
困難な状況下でも低照度対応の性能によって最適なダイナミックレンジ画像が提供されるため、セキュリティ、アクセス制御、およびアセットトラッキングにおいて人、顔、モノをリアルタイムで検知できます。Mali-C32では、コンピュータービジョン・エンジンでの検知率を高めるために細かく調整することができます。
アクセス管理および駐車管理システム
スマートアクセスエリアには、エッジデバイスでリアルタイムに顔認識、ナンバープレート認識、または空の駐車スペース検知を実行できるコスト効率の高いソリューションが必要です。Mali-C32はエリアに合わせて最適化されており、シリコンコストを削減しても、高性能のML処理ができるように調整できます。
Arm ISPハイダイナミックレンジが生み出す違い
こちらの比較では、Mali-C32の向上した性能が示されています。左側の画像は、風景の中に明るい部分と暗い部分があり、デジタル的に見づらい風景です。右側の画像は、Armテクノロジーを使用することで画像全体がより鮮明になっています。
Mali-C32:包括的なISPソリューション
Mali-C32は、ISPソフトウェアドライバーと共にハードウェアIPを提供し、3Aライブラリ(自動露出、自動ホワイトバランス、オートフォーカス)、キャリブレーション/チューニング・ツールも追加されている包括的なソリューションです。
ソフトウェアドライバーと3Aライブラリ
ISP、センサー、自動ホワイトバランス、オートフォーカス、自動露出を制御するために提供されているフル機能のソフトウェアです。ベアメタルとLinuxベース(Video4Linuxフレームワーク - v4L2)バージョンのソフトウェアが用意されています。
較正と調整
Arm ISP較正ツールは、レジスタ値とルックアップテーブルを生成し、較正結果をシミュレートします。これらの操作はすべて、ISP設定を制御する使いやすいインターフェイスで行われます。特定のユースケースやセンサーに合わせて調整する場合も、エコシステムのサポートを利用できます。
開発プラットフォーム
Arm ISPリファレンスプラットフォームは、Mali-C32 ISPで事前に構築および調整が行われており、シリコンが利用できる状態になる前に、最初にMali-C32の画質評価を提示します。また、提供されるISPツールの使用方法に関するガイダンスも用意されています。
Mali-C32の関連情報
インテリジェントデバイスに高度なビジョン機能をもたらす、Armのイメージシグナルプロセッサー・ソリューションの詳細をご覧ください。
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