高度なFinFETテクノロジーでNeoverseコアを実装

クラウドサービスの広範な普及と5Gセルラーテクノロジーの展開により、データが爆発的に増加しています。これにより、コンピューティングはクラウドからデータを取得する場所により近いエッジ、そしてエンドポイントへと拡大しています。その結果、より多様なコンピュート、ストレージ、ネットワーキングソリューションが求められるようになっています。Neoverse POP IPの実装は、クラウドやHPCのワークロード向けに高度なFinFETテクノロジーで最大の周波数と性能を実現するとともに、5Gやエッジワークロード向けに最大のワット性能と効率を提供します。

Arm NeoverseとArmエコシステムが設計を成功に導く包括的なアプローチを提供

ハイパースケールの課題によって、ロジックの配置ガイドや非デフォルトの配線ルール（NDR）など、カスタムの物理的実装レシピに対する必要性が高まっています。

Armは、Cadence社やSynopsys社などのEDAベンダーと緊密に連携し、配置と最終配線間のタイミング相関を改善して、ツールによる「真の」クリティカルパスの最適化を確約しています。

Arm Neoverse POP IPコアハードニングアクセラレーション技術により、Armパートナーは、予測可能な性能、消費電力、面積、コスト（PPAC）を達成しながら、市場投入までの時間（TTM）を短縮することができます。

Neoverse POPソリューションには、電力効率を高めながら性能の向上に対応する、特殊な機能を備えた高速キャッシュインスタンス（FCI）が含まれています。
高性能なロジックライブラリには、スピードが強化されたセルと高ドライブバッファが含まれ、Flex-Hクロックツリーにより、よりタイトなクロスコーナー相関を実現します。また、ライブラリは、電圧降下やエレクトロマイグレーション（EM）の課題を軽減するために、非常にタイトなパワーグリッドをサポートしています。