すぐに使えるシステム
Juno Arm Development Platformは、ベンダに依存しないオープンなArmv8開発プラットフォームで、Arm Versatile Express Juno Development Board上にマウントされたJuno SoCと、Linaroによってポーティングされたリファレンス・ソフトウェアで構成されています。 big.LITTLE、PCI-Express、Maliグラフィックス対応ハードウェアに関するコードをすぐに実行できます。
特長とメリット
SoC (System-on-Chip)には、Arm Cortex-A72クラスター、Arm Cortex-A53クラスター、Arm big.LITTLEテクノロジー、Arm Maliグラフィックス・プロセッサー、4レーンGen 2.0 PCI Express、Cortex-M3システム制御プロセッサー、CoreLinkインターコネクトが含まれます。
JunoはLinaroを通じて、Arm Trusted Firmware、big.LITTLEおよびMaliをサポートする64ビットLinuxカーネル、Linuxファイルシステムを含むLinuxパッケージを提供しています(Android Open Source ProjectおよびOpen Embeddedによるソフトウェア開発が可能)。
SoCソフトウェア開発とデバッグ
アプリケーションレベルの設計
OSとアプリケーションを開発しデバッグします。
その他のArm開発ツールおよびソフトウェア
LogicTile Express
LogicTile Expressは、Juno Arm Development Platform用のプラグインFPGAドーターボードです。 ArmプロセッサーやほかのArm IPと並行してカスタムASIC IPのプロトタイピングや検証をJunoで行うために使います。
Arm Development Studio
Armベースのあらゆるシステムに対応したエンド・トゥ・エンドのソフトウェア開発環境で、Armコンパイラ、デバッガー、IDE、パフォーマンス分析ツール、モデル、ミドルウェアが含まれます。
ULINKplus
ULINKplusは、アイソレーションされているデバッグ接続、電力測定、テスト自動化I/Oを1つにまとめます。 それにより、組み込みアプリケーションの機能、タイミング、消費電力を可視化します。
ULINK2
Keil MDKとシームレスに統合できるULINK2デバッグユニットは、PCのUSBポートとターゲットシステムを接続することで、ターゲットハードウェア上のアプリケーションをプログラムおよびデバッグできます。