バンド |
SystemReady SR
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SystemReady ES
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SystemReady IR
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SystemReady LS
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対象となるArmベースのシステム | ||||
対象となるArmベースのシステム | サーバー、ワークステーション | 組み込み、DPU | 組み込み | ハイパースケーラーサーバー |
対象OS | ||||
対象OS |
汎用の市販OS - 例:Windows、VMware、Linux、およびBSDエコシステム。
古いOSを新しいハードウェア上で動作させることも、その逆も可能。 |
汎用の市販OS - 例:Windows、VMware、Linux、およびBSDエコシステム。 古いOSを新しいハードウェア上で動作させることも、その逆も可能。 |
メインラインLinuxカーネルをサポートする組み込み型Linuxエコシステム向け(LinuxおよびBSD)。
プレビルド(Debian、Fedora、SUSE、Ubuntu)とカスタム(Yocto、OpenWRT、buildroot)OSの両方が対象。 |
ハイパースケーラーのLinux環境が対象。 |
主な仕様 | ||||
主な仕様 |
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技術リソース | ||||
技術リソース | 技術リソースにアクセス | 技術リソースにアクセス | 技術リソースにアクセス | 技術リソースにアクセス |
標準規格に対するバランスの取れたアプローチ
Arm SystemReadyは、Arm ServerReadyコンプライアンスプログラムの成功を受けて、2020年に始動しました。すぐに利用できるサーバーを実現するとともに、現在ではより広範なデバイスにコンセプトを拡大しています。このプログラムでは、標準規格に対してバランスの取れたアプローチを採用しています。標準化を厳格化し過ぎてしまうとパートナーのイノベーションが制限される恐れがあり、反対に不十分だと断片化した製品を支援するためのソフトウェアメンテナンスコストが高くついてしまう可能性があります。
SystemReadyの主なメリット
信頼できる品質測定
確認しやすい品質の測定で、すでに45社を超えるパートナーから信頼を得ており、Armベースのデバイスがあらゆる分野で安定した基盤とシステムの選択肢を提供できるという自信を与えています。
バランスのとれた標準化
標準化の適正なバランスでチームが差別化に注力できるようにすると同時に、ソフトウェアの開発とメンテナンスコストを削減し、市場投入までの時間を短縮します。
拡張を可能にするOSの相互運用性
Armベースのプラットフォーム間における既製OSの相互運用性が、市場セグメント間で拡張するための迅速で合理化された最新のソフトウェア展開モデルを実現します。
広範なエコシステムのサポート
Arm SystemReadyは、基礎となる認証プログラムを提供します。これは当社のパートナーのエコシステムと提携して開発したものです。当社は協力して、多様なデバイスの標準規格を定めています。さまざまな市場で製品を展開している大規模で多様なエコシステムによるサポートはArmの誇りです。
130+
SystemReady認証数
45+
SystemReadyパートナーの数
SystemReadyバンド
Arm SystemReadyは、まずはデータセンターサーバー、エッジ、および高性能IoTエコシステムにある多様なデバイスに適用されます。すべてのSystemReadyバンドにわたる主なメリットの1つは、標準ファームウェアインターフェイスの容易な展開とメンテナンスの確約により、複数のソフトウェアプラットフォームをサポートするコストの削減に役立つことです。
すべてのSystemReadyバンドに対する詳細な要件は、Arm SystemReady認証システム要件仕様書(SRS)でご確認いただけます。また、SystemReady認証ガイドもご利用いただけます。
現在、以下に示す4つのバンドがあり、リンクから詳細情報にアクセスできます。
Arm SystemReadyプレシリコン
Arm SystemReadyプレシリコンは、SystemReadyへ向けて明確に定義された低リスクの道筋に沿って、シリコンベンダーがテープアウト前にBSA準拠を達成できるよう支援するプログラムです。シリコンベンダーがBSAに準拠するためのツール(プレシリコンBSA/SBSAコンプライアンステストなど)、そして何よりも、具体的なステップを示したフレームワークを提供しています。
Arm SystemReadyセキュリティインターフェイス拡張機能
Arm SystemReadyセキュリティインターフェイス拡張機能は、UEFIセキュアブート、セキュアファームウェアアップデート、TPMインターフェイスが、Arm Base Boot Security Requirements(BBSR)仕様の規定通りに実装されていることを証明する方法を提供します。セキュリティ拡張機能は、SystemReady SR、ES、IRバンドに対応することができます。
ファームウェア実装のBBSRへの準拠を検証するために、Architectural Compliance Suite(ACS)を利用することができます。
エッジおよびIoTチップ、システムソフトウェア、デバイスにおけるアーキテクチャ実装のセキュリティ堅牢性を評価するために、別途PSA Certifiedプログラムに従うことができます。
SystemReady Virtual Environment(VE)
Arm SystemReady Virtual Environment(VE)は、クラウドインスタンスや仮想プラットフォームなど、仮想環境向けのArm SystemReadyプログラムにおけるオプションの認証です。SystemReady VEで認証された仮想環境は、その他のSystemReadyバンドと同様に、ソフトウェアが「適切に動作」するユーザーエクスペリエンスを実証することができます。
Arm SystemReadyに関する無料の技術関連情報
Arm SystemReadyの仕様書とガイドはすべて、Arm開発者サイトから無料でダウンロードできます。上の「Arm SystemReadyバンド」表から、貴社の適用例に必要な仕様書と技術リソースを入手してください。
関連情報
その他の関連情報
- Armが主導するOCPエクスペリエンスセンターでサーバーイノベーションを促進
- ブログ: Arm SystemReadyとMicrosoft EnterpriseおよびIoTエコシステムのコラボレーション
- ブログ:Arm SystemReadyプログラムの概要
- ビデオ:Dong Weiが語るArm SystemReadyに着手する方法
- SystemReadyマーケティングスタイルガイドおよびブランディング