ハイパフォーマンス・コンピューティングに革命を
Neoverse V1 CPUは、要求の厳しいHPC、クラウド上のHPC、AI/ML関連のワークロードにおいて、コアごとに優れたパフォーマンスを発揮するように設計されています。また、Neoverse V1は、スケーラブルベクタ拡張(SVE)を搭載した初のNeoverseプロセッサーであり、ベクタ演算性能、HPCコードの再利用、長寿命化を実現しています。
特長とメリット
1コアあたりの性能を最大限に引き出すために設計された新しいマイクロアーキテクチャーにより、Neoverse N1コアと比較してIPC性能が50%向上しています。
256ビットのSVEベクタ演算ユニットを2つ搭載し、コアあたりのNeoverse N1の整数および浮動小数点の演算性能を倍増させ、HPCやAI/MLのパフォーマンスを向上させます。SVEは、富岳プロジェクトにおいて富士通と共同開発されたもので、ベクタ幅にとらわれないプログラミングを可能にします。SVEは、Neoverse V1上で128ビットから2048ビットの幅のベクタを再コンパイルすることなくコード実行することができます。
高帯域のDDR5およびHBM2e/3メモリーシステムの導入を可能にし、Neoverse V1コアの性能を最大限に引き出します。設計者は、柔軟なCMN-700インターコネクトを介して接続されたカスタムまたはサードパーティのアクセラレータによって、コアのパフォーマンスを向上させることができます。
製品仕様
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Scalable Vector Extensions
ArmのScalable Vector Extension (SVE)は、ベクタ長に依存しない性能とプログラミングをHPCに提供します。1回の記述、1回のコンパイルで、永続的に展開できます。
CMN-700
この拡張性の高いメッシュは、Armv9およびArmv8-Aプロセッサー、マルチチップ構成、およびCXL対応デバイスに最適化されています。また、幅広いパフォーマンスポイントでカスタマイズが可能です。
Neoverse N2
当社初のArmv9インフラストラクチャCPUであるNeoverse N2は、クラウドネイティブな体験を維持しながら、トップクラスのパフォーマンス、効率性、および演算密度を提供します。
関連情報
Arm Neoverse V1が、最先端の電力効率と性能効率で、AIやその他のHPCプロジェクト向けのエクサスケールクラスのCPUを構築するという目標をどのようにサポートするかについて、ETRIとSiPearlのエキスパートが説明しています。
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