Armv9-A
Armv9-Aは、Armv8-Aアーキテクチャの発展型であると同時に、現在進行中のプログラムの一環として、今後数年間でアーキテクチャの大規模な強化を予定しています。これらのアーキテクチャ強化では、デジタル信号処理(DSP)や機械学習(ML)などの分野で演算能力の向上をサポートすること、そして、私たちのシステムのセキュリティと堅牢性を継続的に向上させることを目標としています。
高度なSIMDとScalable Vector Extension 2(SVE2)
Armv9-Aは、Armv7およびArmv8で最初に実現した、固定長Neon(高度なSIMD)ベクトル拡張機能をサポートしています。また、Armv9-AはScalable Vector Extensions(SVE2)とScalable Matrix Extensions(SME)もサポートしており、可変長のベクトルとマトリクスに対応し、ベクトル長に依存しないプログラミングが可能です。
Realm Management Extension(RME)
RMEは、Arm Confidential Compute Architecture (Arm CCA)の構成要素として、Armプラットフォームでのコンフィデンシャル・コンピューティングを、あらゆる開発者に提供します。
Armv8-A
Armv8-Aアーキテクチャは64ビットと32ビットの実行ステートを使用でき、それぞれAArch64およびAArch32と呼ばれています。AArch64拡張ステートは、A64命令セットをサポートしています。64ビットレジスタでアドレスを備え、ベース命令セット内の命令で処理用に64ビットレジスタを使用できます。AArch32実行ステートは32ビットの実行ステートであり、Armv7-Aアーキテクチャと後方互換性を保ち、AArch64ステートに含まれる機能の一部をサポートできるよう、プロファイルを強化しています。AArch32実行ステートは、T32とA32の命令セットをサポートしています。
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Cortex-Aプロセッサー
リッチOSプラットフォームのホストや複数のソフトウェア・アプリケーションのサポートなど、Cortex-Aプロセッサーシリーズは、複雑な演算タスクを引き受けるデバイスに向けたソリューションを提供します。
Cortex-X Customプログラム
究極のパフォーマンスに特化したパートナープログラムです。主要パートナー各社との緊密なコラボレーションを通じ、Armは各種デバイスで最高のパフォーマンスを発揮します。